アルコール依存症 増加 100万人

アルコール依存症患者が増加!全国で100万人以上に!

2013年に厚生労働省が全国4000人に対して行なった調査によれば、アルコール依存症患者の数が推計で109万人にのぼることが判明しました。この数は過去最高で、100万人を超えたのは初めてだといいます。

 

109万人の内、男性が95万人で女性が14万人だそうです。

 

2003年に行なわれた同じ調査では患者数が80万人(男性72万人・女性8万人)という結果が出ていますので、10年間で29万人もアルコール依存症者が増えたことになります。中でも女性の割合が増えています。男性が32%増なのに比べて、女性は75%増です。

 

また、この数字はアルコール依存症の治療が必要な患者数ですので、その予備軍を含めると倍以上になるのではないでしょうか?
さらにこの109万人の内、現在治療中の人はわずか8万人だそうです。治療の必要があるのにもかかわらず病気を放置している人がとても多いということです。

 

アルコール依存症は死と隣り合わせの恐ろしい病気ですので、もし自分の家族や身近な人にアルコール依存症の疑いがある場合は、できるだけ早く治療を始めましょう。

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