アルコール依存症 家族 カウンセリング 強制入院

アルコール依存症治療の家族カウンセリングについて

アルコール依存症の治療をする際、まずは医師やソーシャルワーカーによってカウンセリングが行なわれます。
最初は患者さんのみにカウンセリングが行なわれ、その次に家族を交えて面談が行なわれます。

 

アルコール依存症の専門医療機関の場合、患者本人に治療する意思なかったり、家族が非協力的な場合は、入院は断られることがあります。
アルコール依存症という病気は、患者本人のやる気が大事だからです。

 

アルコール依存症の強制入院について

上でお伝えしたとおり、患者に治療の意思がない場合は入院治療を受けさせることはできません。では、アルコール依存症の患者を家族が強制的に入院させたい場合はどうすればいいのでしょう?

 

その場合は「医療保護入院」という制度を利用します。
医療保護入院は、患者本人の同意が得られなくても、患者に入院治療が必要な状態であれば、家族の同意で入院させることができるのです。

 

患者に入院治療が必要な状態とは以下のようなことです。

  • すぐに飲酒をやめないと命に関わるほどの身体疾患がある
  • 幻覚や幻聴など重度の離脱症状が出ている
  • 精神的に不安定で社会的迷惑行為を繰り返している
  • 自傷行為がある

患者がこういった状態であれば「医療保護入院」という形で強制入院させることが可能になります。

スポンサーリンク


アルコール依存症治療の家族カウンセリングや強制入院について関連ページ

病院では何科を受診?
アルコール依存症の病院での治療についての情報ページです。「総合病院では何科を受診すればいい?」やアルコール依存症専門医療機関についてなど。
治療プログラム・入院期間
アルコール依存症の治療期間や治療プログラムについての情報ページです。解毒期、リハビリテーション期についてなど。
入院費用・保険
アルコール依存症の入院治療の費用や健康保険の適用についてお伝えしています。医療保険や生命保険、引受緩和型などの加入条件など。
電話相談窓口
アルコール依存症で悩んでいる人が気軽に電話できる相談窓口をまとめてご紹介します。

基礎知識 健康 家族 治療 断酒 関連情報