アルコール依存症 入院治療の費用や保険適用について
アルコール依存を治療する場合、通常は3ヶ月ほど入院することになります。
3ヶ月も入院するとなると気にかかるのが、治療にかかる費用や健康保険の適用についてです。
まず健康保険についてはちゃんと適用されますのでご安心ください。
自己負担額は3割となります。
入院費用については病院によってさまざまです。
一般的な自己負担額の相場は、3ヶ月間の入院で30〜40万円程です。
また、内臓疾患などの合併症がある場合は、その治療費用も加わりますのでもう少し高くなります。
「経済的に苦しくて30万円は払えない」という方もいると思いますが、高額療養費制度を申請することによって、自己負担額は上記の半分以下の金額になります。
高額療養費制度とは、入院や手術などの治療費用が高額になる場合に、患者の負担額が軽減される制度です。手続きは、国民健康保険なら市役所や町役場へ、社会保険なら会社の担当者へ申請します。
医療保険や生命保険について
すでの医療保険に加入している場合は、精神疾患や内臓疾患などで入院給付金はちゃんと支払われるはずです。
ただし、アルコール依存症だと一度でも診断されてしまうと、その後は医療保険や生命保険に新たに加入するのは難しくなります。アルコール依存症は再発率が高い病気ですし完治の判断も難しいので、治療後であっても加入できない場合が多いのです。
引受緩和型の医療保険であれば、入院から2年経過していることなどの条件がありますが、加入できる保険があります。
詳しくは保険の窓口などで相談してみるといいでしょう。
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