アルコール依存症 断酒期間 断酒継続率

アルコール依存症 断酒の効果・期間・継続率など

アルコール依存症の専門医療機関で治療を受け退院したあとは、自宅で断酒を継続していかなければいけません。ここでガマンできずに再飲酒してしまっては元どおりです。高い医療費や3ヶ月間頑張った入院生活もすべてが無駄になってしまいます。

 

しかし、退院後1日から1週間以内の断酒継続率は80%と言われています。残念なことに20%の人は退院後1週間以内にお酒に手を出してしまうのです。

 

退院後1ヶ月〜3ヶ月の断酒継続率は40%、退院後1年になると断酒継続率は20%〜30%になります。そして、その後も長期的に断酒を継続できている人はわずか10%〜15%にまで減少してしまうのです。

 

断酒に苦しむのは3ヵ月後から

断酒して3ヶ月くらいは飲酒欲求が出ないというデータがあり、そのあとから1年前後までの期間が最も飲酒欲求に苦しむ時期だと言われています。
ですので、3ヶ月の入院治療を行なった場合は、退院した直後が最も再飲酒の危険が高まる時期なのです。

 

1年間断酒を継続できれば、お酒のない生活にだいぶ慣れてきて余裕が出てきます。
その後3年間断酒を継続できれば、飲酒欲求を抑える力が付き、安定した日常生活をようやく送れるようになると言われています。

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